頭がかゆいなと思ったとき、その原因としてあなたはまず何を思い浮かべますか?
おそらくほとんどの人は、「洗い残しがある」などと思い、何回も髪の毛を洗うのではないでしょうか。
頭がかゆくなる原因はたくさんあるのですが、念入りに髪の毛を洗っても改善しないことがあります。
その1つが、アタマジラミ。
聞いたことはありますか?
アタマジラミは戦後に流行したものでもあるので、今の20代や30代あたりの若い世代の人では、知らない人もいるかもしれません。
しかしアタマジラミは、現代でも流行しているんですよ。
とはいえ、アタマジラミを知らない世代からすると、アタマジラミと言われてもピンと来ないのが現実でしょう。
そんなアタマジラミを見つけるために有効なのが、アタマジラミの写真を見ること。
アタマジラミの写真から分かることについて、まとめてみました。
アタマジラミってどんなもの?
アタマジラミの写真を見て分かることは、やはり「アタマジラミとはこんな形をしている」という見た目です。
どんな形をしているのかが分からなければ、アタマジラミにすぐに気づくことはできません。
アタマジラミは髪の毛にくっついて頭皮から血を吸う寄生虫で、成虫になると1日に3個も卵を産みます。
その3個の卵から孵った幼虫がさらに成虫になって卵を産んでいくため、自覚症状が出たときには爆発的に増えていることが考えられます。
アタマジラミの繁殖力は、ものすごいものがあるのです。
そのため、感染を抑えたりアタマジラミを駆除するためには頭皮や髪の毛にアタマジラミがいることにすぐに気付く必要があるのだと言えるでしょう。
アタマジラミが大量に繁殖していなければ、駆除するのもそこまで大変なことではありません。
アタマジラミを知らない、見たことがないという人こそ、一度アタマジラミの写真を検索して見てみることをおすすめします。
アタマジラミという寄生虫は、不完全変態と呼ばれています。
これはどういうことかというと、卵から幼虫になったあと、サナギにならずに成虫になることを言います。
アタマジラミには羽はないので、一生を髪の毛にくっついて過ごすんですよ。
写真を見ると分かるのですが、アタマジラミはセメントのような粘着物で髪の毛の根元に卵を産み付けるため、孵化しても卵のカラが取れることはありません。
卵の色は灰白色をしているうえ、アタマジラミそのものも2mm~4mmと比較的大きいので、目視でも十分に確認することはできるでしょう。
耳の上や後頭部の生えぎわなどに卵を産みやすいので、一度確認してみてください。
お子さんの方がアタマジラミに感染しやすい環境にあるため、ときどき大人の方が確認の意味もこめて髪の毛を洗ってあげるといいですね。
アタマジラミがどんなものか写真で確認しておけば、もしも自分やお子さんの頭にアタマジラミがいたときに適切な対応ができるのではないでしょうか。
まとめ
アタマジラミの写真は、インターネットで検索すればすぐに見つけることができます。
卵の写真が多いですが、幼虫や成虫の写真もアップされているので、すべての形態のアタマジラミを確認することができるでしょう。
今はアタマジラミとは無縁だと思っていても、アタマジラミにはいつ感染するか分かりません。
もしものときに驚くことのないよう、アタマジラミを知らない人は特に、写真を見ておくことをおすすめします。
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