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毛じらみの症状について

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毛じらみが寄生すると、どのような症状が起こるのでしょうか。

毛じらみの成虫は1日に卵を3個ほど生むと言われており、放っておくと爆発的に増えるという特徴があります。

一匹に吸血されたくらいではほとんど症状は出ないため、自覚症状が出た時点ではかなりの数の毛じらみが寄生しているとみていいでしょう。

毛じらみの感染を広げないためにも、毛じらみは早いうちに気づくことが大切。

そのためにも、もしも毛じらみが寄生したらどのような症状が出るのかを知っておくことは非常に重要ですよね。

毛じらみの症状について、まとめてみました。

毛じらみの症状は「かゆみ」

毛じらみの主な症状は、陰部のかゆみです。

なぜ陰部なのかというと、毛じらみは陰毛に寄生しているため。

陰毛にしがみついて毛根まで移動し、皮膚から血を吸っているのです。

陰部の生えている部位は、陰部(デリケートゾーン)ですよね?

そのため、毛じらみが寄生すると陰部に猛烈なかゆみを生じることになります。

そのかゆみというと、言葉で表現するのは難しいのですが異常なほど。

それこそ、人目も気にせず人前であってもかきむしってしまうほどだと言われています。

ふつう、大人なら人前でデリケートゾーンを掻くことなどできません。

その理性をぶっ飛ばすほどのかゆみだと思ってもらえればいいと思います。

また、毛じらみに吸血されたときに生じる出血や無意識に掻きむしってしまったときの血が下着につき、不正出血や血尿を疑う人もいるそう。

毛じらみに寄生されたからといって、不正出血や血尿が出ることはありません。

猛烈なかゆみが陰部に生じたら、毛じらみがいるかもしれないので確認してみましょう。

毛じらみは見つけにくいですが、肉眼でも確認することができる大きさ(1~2mmほど)です。

カンジダとの違いは?

陰部の猛烈なかゆみがあっても、恐らく大抵の人はすぐに毛じらみだとは思わないでしょう。

毛じらみは戦後に流行したので、現代ではあり得ないと思っている人も多いもの。

むしろ陰部のかゆみがあると、女性なら特にカンジダを疑うのではないでしょうか。

確かにカンジダも、陰部に猛烈なかゆみが生じる病気です。

しかし毛じらみとカンジダでは治療法も全く異なるので、間違えないようにしなくてはなりません。

毛じらみとカンジダの症状のうち、異なるのは「白いカス」「白いおりもの」が出るかどうかでしょう。

カンジダの場合、白いカスやカッテージチーズのようなおりものが大量に出るのが特徴です。

毛じらみは猛烈なかゆみがあるだけで、おりものなどに変化はありません。

毛じらみの卵や卵の殻が毛根に付いていることがあり、それを白いカスだと思ってしまうことはあるかもしれませんが、毛じらみの卵はポツポツと付いているので、よく見れば分かるはずです。

自己診断をするのもいいですが、その診断が間違っていると症状が悪化することもあります。

かゆみは何によるものなのか、きちんと判断できるようにしたいものです。

まとめ

毛じらみの症状について、紹介しました。

毛じらみに寄生されると、猛烈なかゆみが発生します。

基本的には症状はかゆみだけですが、掻いてしまったことで湿疹が出たり出血してしまうこともあるので気を付けましょう。

正しい方法で駆除をすれば、毛じらみは必ず治りますので心配せずに駆除に挑んでください。

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